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用語集:た行

■大統領サイクル
大統領サイクルとは、大統領選が米国の株式や相場に影響が大きいことから言われているサイクルで、中間選挙の年は安値で大統領選挙の年に向けて上昇するというものです。一般的に大統領選の年には、景気が刺激されて株高・ドル高政策がとられるという傾向から言われているものです。

■ダイレクトディーリング(D.D.)
ダイレクトディーリング(D.D.)とは、銀行などの金融機関がインターバンク市場で取引をする時にブローカーや電子ブローキングを使わずに直接取引きをすることをいいます。

■高値
高値とは、その日の中で最も高いレート(値段)のことです。特定の期間の中での最も高い値段の場合にも使われます。終値がその日の最高値だった場合を高値引けと言います。

■建値
建値とは、為替取引におけるインターバンク市場で為替レートを表示することをいいます。原則として買値と売値の同時表示となり、これをツー・ウェイ・プライス(2WayPrice)といいます。

■短期金融市場
短期金融市場とは、1年未満の期間で短期資金の調達や運用する取引が行われる金融市場のことをいいます。短期に余剰している資金の運用や、一時的な資金不足の時に利用されます。短期金融市場には、金融機関のみが参加できるインターバンク市場と一般の企業など事業法人が参加できるオープン市場とが有ります。

■ダン
ダン(Done)とは、doの現在完了形を語源とする金融用語で取引が成立したことを意味します。日本語では取引成立もしくは約定を意味します。当然のことながらダンした取引は取り消すことはできません。

■チャーチスト
チャーチスト(Chartist)とは、相場の動きをテクニカル分析する専門家のことで、テクニカルアナリストという呼び方もします。相場の分析には経済指標などのデータから分析するファンダメンタル分析とチャートの中から分析・予測するテクニカル分析があり、チャーチストはテクニカル分析の専門家ということになります。チャートを相場の予測・判断材料として重視している人のことを指す場合もあります。

■チャート
チャート(Chart)とは、相場の値動きを時間の経過に区切ってグラフ表示したものです。
チャートの基本は、X軸に時系列、Y軸に価格が表示され、その描き方によってローソク足チャート・バーチャートなどの種類があります。時間のとり方では、月足・週足・日足・時間足・分足・ティックチャートに分けられ為替レートの予測・テクニカル分析に活用されます。

■長期金利
長期金利とは、借入期間が1年以上の金利のことをいいます。長期国債(10年物国債)などが指標となっており、長期金利は経済成長などの将来予測のうえで決定されているため、金融市場でも判断材料として注目されます。

■チョイス(Choice)
チョイス(Choice)とは、外貨のビッドとオファー・アスクとが同じレートであるということで、アイザー・ウェイ(Either way)という言い方もします。

■調整局面
調整局面とは、これまで上昇トレンドだった相場の動きが一旦下落したり、停滞した状態のことを指します。調整局面に入ったあとは、次の上昇ステージに入るための小休止状態の場合もありますが、下落トレンドに転じる天井だったという場合もあるので注意が必要になります。

■チョッピー(Choppy)
チョッピー(Choppy)とは、相場の値動きが不規則に急に変わったり、あっちこっちに変動する予測がつきにくい状態のことをいいます。市場参加者の少ない薄い市場で値動きが飛びやすい状況のことを指します。

■ツー・ウェイ・プライス(Two Way Price)
ツー・ウェイ・プライス(Two Way Price)とは、為替レートの表示を、売値(ビッド)と買値(アスク・オファー)の両方を同時に提示することをいいます。ツー・ウェイ・クォーテーション(Two■way Quotation)という言い方もします。たとえばドル円のレートを「100.00■100.05」と提示され、顧客がドルを買う場合は100.05円、売る場合は100.00円で取引されるということになります。このツー・ウェイ・プライスの価格差をスプレッドと呼びます。

■通貨オプション(Currency Option)
通貨オプション(Currency Option)とは、契約した期日までに定められた価格で通貨を売買する権利のことで、日本語で「選択権付き通貨先物予約取引」と言います。通貨オプションでの買う権利をコール・オプション、売る権利をプット・オプションと呼びます。

■通貨先物取引
通貨先物取引とは、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で売買が行なわれる先日付けの通貨の取引のことです。3月・6月・9月・12月の限月(げんげつ)と呼ばれる月の第三水曜日に決済日が決まっているものを取引します。先物為替予約取引と似ていますが通貨先物取引は、取引所が有り条件が定型化している点や差金決済である点などで異なっています。

■デイ・オーダー(Day Order)
デイ・オーダー(Day Order)とは、当日のニューヨーク・クローズまでを有効とした指値注文のことです。外国為替市場は、米国主体なため時間の経過に関してはニューヨーク時間で考える必要があります。ニューヨーク・クローズは日本時間の朝7時(サマータイム実施時は朝6時)で、この時間までに不成立のデイ・オーダーは自動的にキャンセルになります。

■テイク・プロフィット(Take Profit)
テイク・プロフィット(Take Profit)とは、安く買った通貨を高く売る、高く売った通貨を安く買い戻すといった利食いによって利益を確定させる取引のことをいいます。

■ティック・チャート(Tick Chart)
ティック・チャート(Tick Chart)とは、瞬間の値動きを表す時系列でつないだ短時間のチャートのことです。時計が出す「カチカチ」という音を表すTickからそう呼ばれます。

■ディップ(Dip)
ディップ(Dip)とは、浸るとか沈むという意味で、外国為替ではレートが上下している時に軽くストンと落ちる値動きのことをいいます。

■デイトレード (Intra-Daytrade)
デイトレード (Intra-Daytrade)とは、建てたポジションを同日内にクローズ(決済)する取引のことをいいます。FXなど外国為替の場合は、米国主導となっているため同日内というのはニューヨーククローズの時刻を起点にして取り扱われます。デイトレードの場合は手数料が無料の取引業者も多く、デイトレードを繰り返す個人投資家も増えています。このような投資家を特にデイトレーダーと呼びます。

■ディーラー
ディーラー(Dealer)とは、外国為替市場の場合は金融機関などで実際の取引をしている人のことを指します。特にインターバンク市場では、直物取引を扱い為替レートの提示のためのカバー・ディール(手当て)などを行うスポット・ディーラーのことを指します。

■ディーリング
ディーリング(Dealing)とは、自己勘定で取引を行うことを言います。株式市場では金融機関などが自己勘定で行うことをディーリング、顧客勘定で取引する場合をブローキングと区別していいますが、外国為替市場では自己勘定・顧客勘定ともにディーリングという言い方をします。

■テクニカル
テクニカルとは、過去の相場の推移や現在の市場の動向などの内部要因のデータを統計的に分析することをいいます。相場の動向などを予測する手法としてチャートやオシレーターを分析しておこなわれます。

■電信売相場(TTS=Telegraphic Transfer Selling Rate)
電信売相場(TTS=Telegraphic Transfer Selling Rate)とは、金融機関が顧客に公示する電信売の為替レートのことをいいます。電信での輸入為替に適用される金融機関からの売り為替となり仲値に手数料を上乗せしたレートとなります。

■電信買相場(TTB=Telegraphic Transfer Buying Rate)
電信買相場(TTB=Telegraphic Transfer Buying Rate)とは、金融機関が顧客から電信で外貨を買う際の為替レートのことをいいます。電信での輸出為替に適用される金融機関からの買い為替となり、中値から手数料を差し引いたレートとなります。

■転売
転売とは、買いポジションを反対売買で決済することをいいます。反対に売りポジションを決済することは、買い戻しといいます。

■投機
投機とは、通貨の値動きなどによって短期に利益を得ることを目的として売買を行うことをいいます。長期的な価格の上昇や配当を目的にした売買を投資というのに対して、短期に利益をあげようという博打的な要素を含んだ手法とも言えます。

■投機筋
投機筋とは、通貨の値動きなどによって短期に利益を得ることを目的として売買を行う「投機」を行う投資家のことをいいます。スピキュレーターとも呼ばれ、為替差益のみを得るために為替売買を行います。機関投資家やヘッジファンドなどが投機筋の代表格とされています。

■独歩高
独歩高とは、特定の一つの通貨だけが上昇することをいいます。異彩高とも言われ、相場全体が低迷している中で、全体の動きと関係なくその通貨だけが高くなるということです。反対に、特定の通貨だけが安くなることを独歩安・異彩安といいます。

■ドルブル(ベア)
ドルブルとは、ドルに対して上昇するなど強気に考えることをいい、反対に先行きで下落するなど弱気に考えることをドルベアといいます。

■ドルロング(ショート)
ドルロングとは、ドルの買いポジションを建てドルの買い持ち状態の事をいいます。反対にドルの売り持ち状態の事をドルショートといいます。ロングが買い、ショートが売りを意味し、ドル買い円売りの円売りを省略してこのような言い方をします。

■ドルコスト平均効果
ドルコスト平均効果とは、通貨を毎月一定額づつ購入していくことで平均価格を安く抑える効果を期待するものです。一定量を購入するのに比べて価格が安い時には多く、高い時には少ない量となるため平均コストを低く抑えることができます。ドルコスト平均効果を狙ったドルコスト平均法は、上昇トレンドの時に効果を発揮する投資手法となります。

■ドルペッグ
ドルペッグとは、自国の通貨レートを米ドルに連動させるという固定相場制度のことです。自国の通貨レートを経済的に関係の深い大国の通貨と連動させることをペッグ制と言い、ペッグ制を採用している国の多くは米ドルとのドルペッグ制をとっています。ドルペッグ制をとることで、為替レートを安定させ貿易や投資を円滑に行えるというメリットがあります。ただし、米国の金利対策に追随しなければならないというデメリットもあります。通貨レートを安定させるために経済基盤の弱い国や不安定な国がこの制度をとることが多いと言えます。

■トレンド
トレンドとは、相場の方向性や傾向のことをいいます。相場は上がったり下がったりを繰り返しますが、大きな捉え方をすると一定方向への動向が見えます。上昇の方向性を見せる場合を上昇トレンド、下降の方向性を見せる場合を下降トレンドといった言い方をします。ドル円取引の場合、ドル高円安の方向に向かっている場合をドル高トレンド、逆にドル安円高の方向に向かっている場合をドル安トレンドといいます。チャートにトレンドの方向性がよりわかりやすく見えるように引く補助線をトレンドラインと言います。