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用語集:さ行

■裁定取引
裁定取引とはアービトラージと同義語で、価格差(値鞘)を利用して利益を出す取引のことです。同一商品を安い価格の市場で買って、高い価格の市場で売ることで利益を出す方法で理論上はノーリスクということになりが、裁定取引が盛んになることで安い市場は値上がりし、高い市場は値下がりして価格差が無くなりバランスが取れてくることになります。

■差金決済
差金決済とは、実際の物品の受渡しをせずに、最初に売買した時の価格と決済した時の差額だけを受渡しすることで取引を終了する決済方法です。

■指値
指値(さしね)とは、売買する際にあらかじめ指定した為替レートで取引を行うこと、または指定した金額のことをいいます。指値注文(Limit Order:リミット オーダー)という方法で現在のレートよりも高くなったら売る、低くなったら買うと言う場合に取引量、取引値段を有効期限などを定めて指定する注文方法です。パソコンの前で相場を睨んでいなくても望んだ金額で注文ができるということになります。逆に損失限定のために現在のレートより安くなったら売る、高くなったら買うという注文を逆指値注文(Stop Order:ストップ オーダー)といいます。

■サポートライン(支持線・抵抗線 )
サポートライン(支持線・抵抗線 )とは、為替レートのチャート分析で過去の局面の底値を結んだ線をいいます。為替レートがそれ以上は下落しないといい基準としてひかれますが、実際にはその線を抜けてレートが下がると市場参加者が損切り(ストップ・ロス)をはじめるためさらに急落することもあります。

■市場金利
市場金利とは、民間の金融機関がお金の貸し借りをする時の金利のことです。

■実現益(損)
実現益・実現損とは、実際の為替取引でポジションを決済して確定損益のことです。利益になった場合は実現益、損失となった場合は実現損ということになります。

■実質金利
実質金利とは、名目金利をインフレ率で割り引いた金利をいいます。表面的に示された見せかけの金利である名目金利と違い、実際の物価の影響などを考慮に入れた実質的な金利ということです。

■私募(Private Issues)
私募(Private Issues)とは、証券会社などが特定少数の投資家を対象に有価証券の取得を募集することを言います。対して、広く一般の投資家を対象に募集することは、公募(Public Issues)と言います。

■資本収支
資本収支とは、国際収支の項目の一つで国家間の直接投資や証券投資などの資本取引の収支を指し、国際的な資産や負債の変化を表しています。資本が流入してくれば資本収支が黒字となり、逆に流出すれば赤字という事になります。たとえば、日本政府が為替市場への介入などでドル買いを行えば資本収支のマイナス要因ということになります。

■主要通貨
主要通貨とは世界の外国為替市場で取引量の多い通貨のことをいいます。現在の外国為替市場で頻繁に売買されている通貨は、米ドル・日本円・ユーロ・英ポンド・スイスフランなどを指し、メジャーカレンシーという言いかもします。その中でも米ドル・ユーロ・日本円は主要三大通貨とされており、米ドルは基軸通貨として世界中の多くの取引がドル建てで行われています。

■ショート
ショートとは、価格が下がることで差益を得る売りポジションを持っている状態のことです。反対に買いポジションを持っている状態をロングといいます。ドルショートなどと表現する場合は、ドル円取引でドル売り・円買いのポジションを持っている状態のことで、ドル安円高になれば利益が出るということになります。

■順張り・逆張り
順張り・逆張りとは為替相場の方向性による取引の手法です。相場のトレンドに沿った取引をするのが順張り、現在のトレンドが続くだろうと予想した場合に順張りで取引します。対して相場のトレンドに逆らった取引をするのが逆張りで、トレンドが変わると予想した場合に先手を打って取引することをいいます。

■スクエア(Square)
スクエア(Square)とは、外国為替取引でのポジションがプラスマイナスゼロの状態です。ポジションが無い状態で、フラットという言い方もします。外貨の持ち高の事をポジションと言い、ポジションの建て方によって買い持ちをロング、売り持ちをショートと言い、ゼロの状態がスクエアということになります。

■スティープ化
スティープ化(Steep化)とは、イールド・カーブの勾配が急な右上がりになることをいいます。Steepの意味が険しい坂道、急勾配ということになります。縦軸に金利の高低、横軸に期間をとったグラフに描かれる金利曲線(イールド・カーブ)は、一般的には期間が長くなるつれ金利が高くなるので右上がりになります。金利の上昇が急になると急勾配のイールド・カーブとなり、これがスティープ化ということになります。

■ストップロスオーダー
ストップロスオーダーとは、保有しているポジションが予想に反した場合に損失拡大を防ぐための逆指値注文のことです。相場がポジションと反対の方向に動いた場合には、損失が発生します。あらかじめストップロスオーダーをかけておくことで損失を一定範囲で抑えるための予防策ということになります。本来は利益を得るために注文を出すのですから、例えばドル円の取引で100円で買い、115円になったら売りという指値注文で差益をあげたいところですが、100円で買ったもののドル安に相場が動いた場合、損失が拡大しないように98円まで下がったら売りという逆指値注文を入れておくことがストップロスオーダーということになります。

■スプレッド
スプレッド(Spread)とは、買値(bid:ビッド)と売値(ask:アスク)との価格差のことです。スプレッドは、取引会社によって異なり、一定の差ではなく相場の状況によって広がったり縮まったりします。プライスボードの表示が「USD/JPN:98.20■98.25」という場合、スプレッドは5銭ということです。実質上このスプレッド分が取引会社の売買手数料ということになります。

■スポット
スポットとは、FX(外国為替証拠金取引)では基本的名取引法で、直物取引のことです。契約成立から2営業日以内での取引を指します。

■スポットレート
スポットレートとは、スポット取引=直物取引(じきものとりひき)の為替レートのことをいいます。一般的に為替概況などのニュースで言われる為替レートは、このスポットレートのことです。

■スリッページ
スリッページとは、ストップ・オーダーや逆指値で指定していたレートと成立時の約定したレートとの間に生じる差のことです。通常は、指値・逆指値注文をしていた場合、指定したレートから1~5ポイントほど離れて売買されますが、相場の変動が大きく急騰・急落した場合には、それ以上の大きなスリップページが生じることがあります。

■スワップ(Swap)
スワップ(Swap)とは、取引をしている通貨ペアの2国間の金利差のことです。FXでは、通貨の売買を行うと低金利の通貨を売って高金利の通貨を買えば、金利差(スワップ)の調整分をスワップポイントとして1日経過するごとに受け取ることができます。逆の場合はスワップを支払うことになります。

■スワップポイント
スワップポイントとは、取引をしている通貨ペアの2国間の金利差(スワップ)を調整分として受け取ったり支払ったりしますが、その調整分のことをいいます。FXでは、通貨の売買を行うと低金利の通貨を売って高金利の通貨を買えば、金利差(スワップ)の調整分をスワップポイントとして1日経過するごとに受け取ることができます。逆の場合はスワップを支払うことになります。スワップポイントの支払いが発生するのは、ロールオーバーすなわち翌日以降に持ち越した場合のみで、デイトレードの場合にはスワップはつきません。

■世界銀行
世界銀行とは、国際復興開発銀行・IBRD (International Bank for Reconstruction and Development)の通称で、国際開発金融機関の一つとして発展途上国の開発を支援や戦後の経済復興や開発向上、国際貿易の均衡を図るための長期的な融資などを行っています。

■ゼロサム
ゼロサムとは、差益(利益)と差損(損失)が全体としてプラスマイナスゼロになった状態をいいます。儲けも出しているけれでも、損失もあり結果として利益と損失がイコールのときのことです。

■ソブリンリスク
ソブリンリスクとは、外国に投資や融資をした場合にその国の政治・経済・社会の混乱・戦争・紛争・天災・通信障害などによって為替予約が実行できなくなるリスクを言います。同様の理由で投資したお金が回収できなくなったりする危険度、カントリーリスクと同義語として使われます。

■損切り
損切りとは、評価損が出ている状態で、これ以上の価格の戻りが期待できないと言うときなどに損を拡大させないために損を覚悟でする決済取引のことです。相場の変動の予想は必ずしも望んだ方向に動くとは限らないため、損小利大という意味でも見切りのつけ時が重要になります。FXでは、ストップオーダー(ロスカット)をあらかじめ入れることで損切りを徹底して行うことも可能です。