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用語集:な行

■仲値
仲値とは、金融機関が顧客に対して公示するレートを基準となる値のことで、TTM(Telegraphic Transfer Middle rate)と略して言われる場合もあります。金融機関では、午前10時頃のインターバンク市場の為替レートの水準を参考にその日の為替レートを決定しますが、その時の基準値ということになります。東京市場では、仲値が海外送金や輸出手形などの取引指標となります。

■仲値不足
仲値不足とは、仲値決済によって外貨が不足している需給バランスの事をいいます。

■投売り
投売りとは、相場の動向が予測と違う方向に動いた場合などにポジションを損切りで仕方なく売ることを言います。

■ナッシング・ダン(Nothing Done)
ナッシング・ダン(Nothing Done)とは、取引不成立を意味します。ダン(Done)が取引成立を意味するのに対して、取引相手が提示した価格を見送るといった場合などに使われる金融用語です。

■成行
成行とは、取引の注文方法の一つで市場の現在のレートで売買することをいいます。レートを指定してその値段になったら売買される指値注文と違い、成行注文の場合は、現時点で取引されている市場のレートで注文するため売買を確実に迅速に執行することができますが、瞬時にレートが変動した場合に思惑外の価格になってしまうこともありえます。また、為替レートを確認しながら行うため、パソコンの前に居ないといけないということになります。

■難平(ナンピン)
難平(ナンピン)とは、最初に売買した為替レートが反対に値動きした場合に平均単価を改善するために追加売買をすることをいいます。損を平均化するための投資手法で、たとえば1ドル100円で1万ドルの買いポジションの時にレートが90円になってしまった場合にさらに1万ドル購入すると平均単価は105円となるという評価損の出ているポジションに対しての追加ポジションを加えるという方法です。

■日銀短観
日銀短観とは、日本銀行が3ヶ月ごと(2、5、8、11月)に発表する経済指標のことで、正式には「企業短期経済観測調査」といいます。資本金10億円以上の上場企業と、従業員数50人以上の中小企業を調査対象に「全国企業短期経済観測調査」、「主要企業短期経済観測調査」というアンケート調査をもとに出される統計です。アンケートの調査数の多さ、回収率の高さ、直接企業の経営者に問うマインド調査であることから、経済指標の中でも特に注目されています。

■日銀展望レポート
日銀展望レポートとは、日銀が毎年4月と10月に公表する物価動向・経済情勢の見通しのことで、正式名称は「経済・物価の将来展望とリスク評価」といいます。実質国内総生産(GDP)や国内企業物価、消費者物価などの見通しが数値で示され金融政策運営の判断材料として活用され金融市場関係者にも注目されています。

■値洗い
値洗いとは、為替取引では現在保有している未決済のポジションをその時点のインターバンク市場のレートで評価しなおすことをいいます。

■ネッティング(Netting)
ネッティング(Netting)とは、外国為替取引において債権から債務を差し引いて最終的な正味の金額を決済する方法をいいます。FXの場合は、レバレッジを活用して自分が持っている金額以上の取引を行うことになります。実際の通貨を交換するのではなく、ネッティングで差額分だけ決済することで事務処理などがスムーズに行うことができます。

■ノーオファー(ビッド)
ノーオファーとは、取引で売り手がいない状態、ノービッドとは買い手がいない状態のことです。
通常は流通量の多い通貨でこのように売り手や買い手がいない状態は可能性が少ないが、戦争などの有事の際に高騰・下落という影響があった場合に取引が成立しないことが考えられます。