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用語集:か行

■外貨建てMMF
外貨建てMMFとは、日本円以外の外貨で運用されている海外の投資信託会社による公社債投資信託のことです。MMFは(Money Market Fund)の略です。外貨建てMMFが行われる主な通貨は、米ドル・ユーロ・英ポンド・オーストラリアドル・ニュージーランドドルの5種類となっています。

■外国為替
外国為替とは、英語では(Foreign Exchange)異なったそれぞれの国の通貨を交換する事です。異なった2国間で通過の交換を行うときの比率を為替レートと言い、為替レートに基づいて交換が行われます。

■外国為替及び外国貿易法(外為法)
外国為替及び外国貿易法(外為法)とは、1949年に施行された日本と外国の間での資金や物、サービスの移動といった取引や外貨建て取引における基本法です。かつての外国為替及び外国貿易法(外為法)で禁止されていた外国との為替取引が1998年の改正により「外国為替業務の完全自由化」されたことによって全ての市場参加が自由に行われるようになりました。FX(外国為替証拠金取引)も1998年の改正による自由化に伴って取引がおこなわれるようになったのです。

■外国為替市場
外国為替市場とは、世界中の通貨取引の総称で外国為替の売買取引を行い、為替相場を形成する市場のことです。株式市場のように特定の取引所を持たない外国為替においては、取引を行う金融機関間や金融機関と顧客との間に一つの外国為替市場が形成されるということになります。金融機関間の市場をインターバンク市場、顧客と金融機関間を対顧客市場と呼びますが、通常は外国為替市場と言う場合は、インターバンク市場のことを指します。

■外国人投資家
外国人投資家とは、外為法第26条1項に定められる日本に居住していない外国籍の個人、あるいは法人のことです。主に中東の産油国によるオイルマネーなどの外国の機関投資家や大口投資家のことを指します。

■外為ディーラー
外為ディーラーとは、金融機関などの外国為替市場において実際の取引をしている人のことを指します。為替ディーラーは、取引の担当によって細かく分類されており、直物為替のポジションを持ち売買をするスポット・ディーラーや顧客を担当するカスタマー・ディーラー、金利取引を行うデポジット・ディーラー、金利スワップ取引を行うスワップ・ディーラー、先物為替取引を行うフォワード・ディーラー、オプション取引を行うオプション・ディーラーなどにわかれます。

■外国通貨建て
外国通貨建てとは、外貨によって決済が行われるという意味と、自国の通貨1単位に対して外国通貨を換算していくらになるか表示することを言います。

■外国投信
外国投信とは、外国において外国の法律に基づき設定された投資信託のことです。正式には「外国籍投資信託」といいます。外国投信には、国内の投資信託に比べて高い運用利回りが期待できる反面、為替の変動によるリスクも大きいと言えます。外国投信は、海外から直接購入するか国内の銀行や証券会社で購入することができます。

■介入
介入とは、通貨当局が経済実態が反映せずに起こる為替相場の急激な変動などで景気への悪影響を抑制して相場の安定をはかるための為替売買を行うことを言います。日本では財務大臣の指示のもとに日本銀行が為替介入を行います。1国だけで行う単独介入と複数の国で行う協調介入とがあります。

■買い持ち
買い持ちとは、買いポジションを持っていることで、外貨を買っている状態を指します。ロング(long)という言い方もされます。

■買戻し
買戻しとは、売りポジションを決済することです。FXでは売りからスタートすることが出来るため、反対売買の買いでその取引を決済するということになります。

■カウンター・パーティ(Counter Party)
カウンター・パーティ(Counter Party)とは、取引相手のことで、外国為替の場合は相対取引を行うための相手である銀行を指します。外国為替でのインターバンクマーケットでは、複数の相手(銀行)であるカウンター・パーティーが必要になります。

■カスタマーディーラー
カスタマーディーラーとは、ディーラーの中でも顧客を担当する人のことを言います。ディーラーとは、金融機関などの外国為替市場において実際の取引をしている人のことを指します。カスタマーディーラーは、為替相場のニュースや値動きなどの情報を顧客にサービスして売買注文をとる仕事を担当します。一般の会社でいう営業職にあたります。

■カバー・ディール(Cover Deal)
カバー・ディール(Cover Deal)とは、銀行などの金融機関が顧客との取引において生じる残高の調整のためにインターバンク市場で売買を行うことを言います。顧客に売った場合は残高不足にならないように買い、逆に顧客から買った場合は余剰分を売るというように反対の売買をして残高の調整を行います。

■為替差益
為替差益とは、為替の変動により生じる利益のことです。FXにおいては、為替差益を出すことが目的という事になります。通常の売買の構図でいえば安く買った物を高く売ることで差益を出します。FXでも円高の時に外貨を安く買い、為替相場変動で円安になり外貨の価値が高くなったときに売ることで為替差益を得ることになりますが、FXでは逆に円安の状態で外貨を高く売ってから円高になったときに安く買い戻すといった方法で為替差益を稼ぐことができます。また、為替変動により生じる損失は為替差損と言います。

■為替スワップ
為替スワップとは、スポット(直物)取引とフォワード(先物)取引を組み合わせて同時に行う取引のことです。スワップとは交換という意味があり買いと同時に売りが発生します。反対に買いか売りの片方だけの取引をすることをアウトライト取引と言います。

■為替手数料
為替手数料とは、外貨に交換する時に支払う手数料のことです。外貨預金の場合は、為替レートに手数料が含まれている場合が多く、預金時・払い戻し時に目に見えない形で手数料を支払っていることになります。

■為替変動リスク
為替変動リスクとは、為替相場の変動によって為替差損が出るリスクのことを言います。FX(外貨為替保証金取引)などの投資目的の場合は、常に為替変動リスクがつきものであり、留意して運用することが必要です。

■カントリーリスク
カントリーリスクとは、外国に投資や融資をした場合にその国の政治・経済・社会の混乱・戦争・紛争・天災・通信障害などによって投資したお金が回収できなくなったりする危険度を言います。また、その国の安定度・信用度を判断する基準として国の債務返済能力などを判断する基準となります。

■機関投資家
機関投資家とは、個人や企業から預かった資金を運用して大口の投資を行う投資家のことです。個人投資家に対して運用する資金が大きいため、市場に大きな影響を与える存在でもあります。機関投資家としては、投資信託会社や証券会社、生命保険・損害保険会社、信託銀行、投資顧問会社、年金基金などがあります。

■基軸通貨(Key Currency)
基軸通貨(Key Currency)とは、国際間の金融取引や決済の基軸として通用する通貨であり、外貨準備高として各国が保有する外貨のことです。元々は米ドルと英ポンドを指していましたが、現在は事実上米ドルが基軸通貨となっています。くわえて、ユーロの流通開始から米ドルと並ぶ基軸通貨としての位置を築きつつあります。

■期末・月末要因
期末・月末要因とは、決算期末や月末に需給が悪くなることなどで、相場や為替レートに影響を与える事を言います。企業や金融機関などが決算期や月末に利益や損失の確定をさせるために通常とは異なった資産運用を行うことなどで相場や為替レートに影響を与えることが考えられるということになります。

■逆指値
逆指値(ぎゃくさしね)とは、通常の指値(さしね)と逆に価格が指定した水準を超えたら買い、下回ったら売りの注文を出すという注文方法です。相場が予想の反対に動いた場合などのポジション決済などリスク回避のロスカット設定として損失限定に有効な注文方法です。ストップオーダーという言い方もします。

■キャップ
キャップ(Cap)とは、ボックス相場の上限の水準のことを言います。一定の水準で上下動を繰り返す為替レートをボックス相場といい、その状態でもうこれ以上は上がらないという水準を示す言葉として使われます。

■キャピタル・ゲイン(Capital Gains)
キャピタル・ゲイン(Capital Gain)とは、投資した金融商品の価格変動によって発生する売買差益のことです。FXの場合は、為替レートの変動によって発生する差益ということになります。キャピタル・ゲインに対して、利子や配当などから発生する利益のことをインカム・ゲインと言います。

■キャピタル・ロス(Capital Loss)
キャピタル・ロス(Capital Loss)とは、投資した金融商品が購入価格よりも値下がりして売却価格が低くなった時に発生する損失のことです。FXの場合は、為替レートの変動によって発生する為替差損ということになります。

■キャリートレード
キャリートレードとは、金利の低い資金を借り入れ、より高い金利の通貨で運用する投資方法です。機関投資家やヘッジファンドが多用する手法として知られています。金利の安い日本の円を資金として調達する場合を特に円キャリートレードと言います。FXにおいて、レバレッジを利用してドルを買ってスワップ金利による利益を狙う方法も個人が行えるキャリートレードとして注目されていますが、為替レートの変動によるリスクが有ることも忘れてはなりません。

■協調介入(Coordinated Intervention)
協調介入(Coordinated Intervention)とは、2国以上の複数の国の通貨当局が共同して行う介入のことです。通貨当局が経済実態が反映せずに起こる為替相場の急激な変動などで景気への悪影響を抑制して相場の安定をはかるための為替売買を行うことを介入と言い、単独で行う場合は単独介入と言います。協調介入は、米ドルの相場水準を修正するために行われることが多く、複数の国の協調介入が市場に与える影響力は大きいと言えます。

■クロス取引(Cross Trade)
クロス取引(Cross Trade)とは、米ドル以外での為替取引のことで、クロストレードという言い方もします。為替取引の通貨ペアにおいて円を絡めた取引は円クロス、ユーロを中心にした場合はユーロクロスといった言い方をします。

■クウォート(Quote)
クウォート(Quote)とは、銀行などの業者が為替レートを提示することを言います。通常は、買値と売値を同時に提示することになり、それをツーウェイ・クォート、またはツーウェイ・プライスと言います。

■口先介入
口先介入とは、通貨当局が実際の売買を行う介入を行うのではなく、自国の通貨に関しての方向性や為替の水準への願望などを市場参加者に向けて口頭で発言することで為替相場の安定をはかろうとするものです。影響力の高い政府高官などによって口先介入が行われますが、実際の売買を行う介入のように思惑通りの効果があるとは限りません。

■現受け・現渡し
現受け・現渡しとは、実際に取引した通貨をそのまま受取・引渡しする決済方法です。例えば円ドルで取引する場合に買った分の円を支払い、ドルを実際に受け取るということになります。キャッシュデリバリーあるいは受渡しという言い方もされます。

■好材料
好材料とは、相場の変動の要因となる出来事などのうち、相場が上がる要因を好材料といいます。対して相場が下がる要因を悪材料といいます。為替相場の場合は、相場変動の要因が好材料にも悪材料にもなり得るため判断が難しくなります。相場変動の要因になる材料には、経済指標や金利、株価、自然災害、紛争、戦争、要人の発言などがあります。

■購買力平価
購買力平価とは、通貨の購買力によって為替レートの比率を考える基準となる理論のことです。適正な為替レートを計るために用いられます。そのため世界共通の商品が用いられ、その同一商品を購入するのに必要な金額を1単位として購買力平価を計ります。購買力平価を計るためによく用いられるのが、マクドナルドのビッグマックです。ビッグマック指数と呼ばれ日本での価格を海外での価格で除した数値で計ります。

■公募(Public Issues)
公募(Public Issues)とは、証券会社などが広く一般の投資家を対象にして有価証券の取得を募集することを言います。

■固定相場制
固定相場制とは、為替相場(効果の交換比率)を一定の範囲内で固定させる制度のことです。固定相場制には、特定の通貨との為替レートを固定するベッグ制と複数の国の通貨の平均値と連動させて一定に保つバスケット制があります。一般的には固定相場制は、経済基盤の弱い国で採用されています。

■5・10日要因
5・10日要因とは、5・10日(5日、10日、15日、20日、25日、30日)には企業などが区切りが良いということで決済日に当てることが多く、ドルの売買が活発になることから相場に変動を起こす要因になるということです。石油会社や企業の輸出入の決済などのためにドルが買い集められる傾向を見せます。このため5・10日にはドル円相場が上昇しやすいと考えられます。

■ゴールデンクロス・デッドクロス
ゴールデンクロス・デッドクロスとは、為替相場のテクニカル分析において移動平均線のキミ合わせを利用した手法で現れるシグナルです。短期平均線が長期平均線を下から上に突き抜けることをゴールデンクロス、上から下に突き抜ることをデッドクロスと呼びます。ゴールデンクロスの現象が起きた場合は、これまでの下降トレンドから上昇トレンドに転じたというシグナルで、逆にデッドクロスの場合は上昇トレンドから新しい下降トレンドへ転じるというシグナルということになります。ただし、実際の為替の変動とズレが生じることもありえるため予想通りの動きをするとは限りません。

■コンファーム(Confirm)
コンファーム(Confirm)とは、為替取引において取引内容を確認することを言います。