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用語集:あ行

■アイザー・ウェイ(Either way)
アイザー・ウェイ(Either way)とは、外貨のビッドとオファー(アスク)とが同じレートであるということで、チョイスという言い方もします。

■相対取引
相対取引(あいたいとりひき)とは、売り手と買い手が1対1の関係で取引きする方法です。外国為替市場では、株式市場のように特定の取引所ではなく、取り扱い業者と投資家などが取引きを行う相対取引の方法をとっているということになります。相対取引では、レート以外の取引方法なども両者の取り決めによって行われます。

■アゲインスト(Against)
アゲインスト(Against)とは、向かい風という意味のため、FX上では保有ポジションが損をしている状態のことを指します。この状態のことを「含み損」という言い方もします。反対に評価益が出ている状態は、フェイバー(Fevor)と呼ばれています。

■アナリスト(analyst)
アナリストとは、分析家・評論家のことです。FXにおいては、外国為替の動向や相場全体をいちはやく分析して評価を提供する人ということになります。アナリストの中にも、証券会社について分析している証券会社アナリストや、チャートなどのテクニカル要因から分析するテクニカルアナリスト、経済統計や実態から分析するファンダメンタルアナリストといった分野に分かれています。一般投資家などは、アナリストの提供するリポートなどを参考にして取引を行うこともできると言うことになります。

■アノマリー
アノマリーとは、相場の動向について合理的な説明ができない非常識、変則的な現象のことを言います。外国為替が経済合理性だけで説明できないような状態を指し、例えば業界で言われる「6月から8月は相場がだれる」「1週間の投資効率では、月曜日が低く週末が高い」といった現象が経済合理性では説明できない状態ということになります。

■アービトラージ(Arbitrage)
アービトラージ(Arbitrage)とは、価格差(値鞘)を利用して利益を出す取引のことで裁定取引とも呼びます。同一商品を安い価格の市場で買って、高い価格の市場で売ることで利益を出す方法で理論上はノーリスクということになりが、アービトラージが盛んになることで安い市場は値上がりし、高い市場は値下がりして価格差が無くなりバランスが取れてくることになります。

■アマウント(Amount)
アマウント(Amount)とは、売買の取引単位、取引量のことです。

■委託介入
委託介入とは、その国の中央銀行が市場介入する時に、他の国の中央銀行など通貨当局に市場介入を依頼することを言います。外国為替での市場介入とは、中央銀行や財務省などの通貨当局が、外国為替相場の変動が行き過ぎた場合などに、是正または抑制するために通貨当局が為替市場に多額の資金を投入して介入し、為替市場の動きに影響を与えようとするものです。例えば日本の中央銀行である日銀が取引時間帯が移った場合に、他国の市場に介入する際にその国の通貨当局に委託して市場介入してもらうことを委託介入と言います。

■イフダン(If Done)
イフダン(If Done)とは、注文方法のひとつで1番めの注文が成立したら2番目の注文が有効になるという方式です。If Doneを略してIFDという表現もします。例えば、新規の指値注文でドルが100円になったら買いとした時にイフダン注文で102円で売りというオーダーをしておけば、100円での指値注文が成立したら自動的に102円での売り注文が有効になるということです。

■イールド・カーブ
イールド・カーブとは、日本語では金利曲線または利回り曲線のことで短期金利と長期金利と期間の関係をグラフにしたもので、金利の期間構造の分析に利用されるものです。長期金利は短期金利を上回るのが通常なので、イールドカーブは右上がりの曲線を描きます。景気加速期や成熟期には、短期金利が上昇しイールドカーブがフラットになり、景気回復期には長期金利が先行上昇したり、景気悪化期には短期金利が下落しることなどでイールドカーブが傾斜を強める(スティープ)と言われています。

■インカムゲイン
インカムゲイン(Income Gain)とは、利子・配当によって収益を得ることです。FXの場合は、安い金利通貨を売って高い金利通貨を買う事で生じるスワップ金利で収益を得ることを指します。インカムゲインに対して、投資資本そのものの価格変動によって利益をあげることをキャピタルゲインと言います。

■インターバンクマーケット
インターバンクマーケットとは、株式市場のような取引所が無い外国為替市場において通貨当局や銀行などの金融機関、証券会社などが専用電話やコンピューターを用いて直接行う取引を指します。ブローカーを通して間接的に取引されることもありますが、主流は金融機関同士が直接売買するダイレクト・ディーリングとなっています。同義語としてインターバンク市場という言われ方もします。

■円キャリートレード
円キャリー・トレードとは、低金利の円資金を調達して金利の高い資産に運用するという投資手法です。たとえば多額の円を借り入れてドルを買い、そのドルで金利の高いアメリカ国債を購入することで、金利差によって収益をあげることが出来るという方法です。

■円高
円高(えんだか)とは、日本の通貨である円の価値が米ドルやユーロなどの対象通貨に対して高い場合を言います。外国為替においてたとえば、1ドルが100円だったのが1ドル90円になったような状態が円高で、同額の円でより多くのドルを買うことができます。

■円安
円安(えんやす)とは、日本の通貨である円の価値が米ドルやユーロなどの対象通貨に対して低い場合を言います。外国為替においてたとえば、1ドルが90円だったのが1ドル100円になったような状態が円安です。円高の状態で買い、円安の状態で売ることで差額で利益を得ることがFX投資の基本となります。

■オイルマネー
オイルマネーとは、中東諸国などの産油国が石油の輸出によって得た資金のことです。金融や商品相場などに運用して利益を得ようと世界に投資をはじめたことで呼ばれるようになった巨額の資金のことです。市場に大きな影響を与えることが有るため、その動向は注目されていると言えます。

■オー・シー・オー(OCO)
オー・シー・オー(OCO)とは、利益確定と損失限定の注文を同時に出すオーダー方法です。一方の注文が成立すると自動的に一方の注文は無効になります。たとえば、円ドルの通貨ペアで100円のドル買いポジションを持っているときに103円と97円の売り注文を同時に出すのがオー・シー・オー(OCO)注文です。103円の売り注文が利益確定のため、97円の売り注文が損失限定(ストップロス)のためのオーダーということになります。

■オーダー
オーダーとは、取引の注文のことです。FXには成行注文(プライスオーダー)、指値注文・逆指値注文(リミットオーダー)といったオーダーの方法があります。

■オーバーシュート
オーバーシュートとは、英語の元々の意味が砲弾が標的を超えてしまうという意味であるため、為替相場で行き過ぎて予想外の変動があった場合などに使われます。オーナシュートで過度の上昇や下落をした場合には、値動きの修正が起こり相場が反対に振れる揺り戻しという状態が起こることもあります。

■オーバーナイト取引
オーバー・ナイト(Over Night)取引とは、ポジション(持ち高)を翌日以降に持ち越す取引をオーバー・ナイト取引と言います。翌日以降に持ち越された持ち高をオーバー・ナイト、対してその日のうちに決済することをデイライト・ポジションといいます。

■押し(押し目)
押し・押し目とは、価格が上昇しているトレンド時においても一時的に一定のリズムで軽い下落をする局面があります。この軽い下落を、押しまたは押し目と言います。この一定リズムの押し・押し目を狙って取引する事を押し目買い、待つことを押し目待ちといった言い方をします。英語では「dip」と言います。

■オフショア
オフショアとは英語で沖合いという意味ですが、投資用語では海外・外国といった意味で使用されています。金融の世界では特に海外の租税環境が優遇されている地域を指してオフショアと呼びます。外国との取引のみを行う市場をオフショア市場、外国人(非居住者)から調達した資金を外国人に貸し付けるなどの運用をする取引をオフショア取引と呼びます。

■オプション取引
オプション取引とは、特定の取引期間内に設定された価格で売買する権利を売買する取引のことを言います。オプションは選択権という意味で、買う権利を「コール・オプション」売る権利を「プット・オプション」と言います。オプション取引では市場価格に関係なく「プレミアム」という権利に対して付けられた価格で取引されます。

■終値
終値(おわりね)とは、取引時間最後に取引された値段のことです。外国為替市場では、特定の取引所がなく取引終了時刻も無いので東京市場の場合は日本時間の夕方5時、ニューヨーク市場ではニューヨーク時間での夕方5時の時点でのレートを終値と言います。FXでは、ニューヨーク市場の終了を基準に一日を区切っています。終値のことを「引値(ひけね)」・「クローズ」という言い方もします。

■隠密介入
隠密介入(おんみつかいにゅう)とは、政府や日銀が市場介入する際に公表せずに隠密裏に行う介入を言う俗語です。為替相場の急激な変動などで景気への悪影響を抑制するために公表せずに介入することで相場の安定をはかるものです。他にも「覆面介入」という言い方もされます。