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移動平均線を活用した売りタイミングの見極め


下降トレンドと中期平均線を味方に付ける!

続いては、下降トレンドにおける順張り狙いでの売りタイミングの見極めです。ここでのポイントは3点です。

(1)ローソク足と中期移動平均線を利用する
(2)為替トレンドが上昇から下降トレンドへと変わった瞬間を狙う
(3)中期移動平均線をローソク足が下抜いたかどうか見極める

この方法は移動平均線が上昇を続けた後に横ばい、若しくは下向きかけていることをまず確認し、その上でローソク足が中期移動平均線を下抜いたタイミングを狙って売りポジションを入れる方法です。

その時の売買対象通貨や個人の投資方針に依存しますが、ここで使用する中期移動平均線は20~25日がベストと言えますので、過去のトレンドを見て順張り狙いのポイントが最も如実に現れる日数を設定すると良いでしょう。相場がこのような動きをする時というのは、上昇の勢いが無くなり、下降の勢いが強まっている場合が往々にしてありますので、中長期的な売りポジションを持つ上では、非常に強力な売りのタイミングと見て良いでしょう。

見極める上で、注意しておきたい事は、短期・中長期移動平均線の位置関係です。各移動平均線が横ばいの状態で収束してきた状態は、相場そのものが上下どちらに動き始めるか分かりませんので、その時は前述のパターンに捉われる事なく、冷静に相場を見守りましょう。

尚、上昇トレンドでの買いポジション狙いと同様ですが、このような手法に関しては、予めポジションの指値注文を出すことで、低リスクで順張り狙いを行うことが出来ますので、心理面で不安や恐怖心があるという方は、こうしたより注文そのもののをテクニカルな手法でカバーすると良いでしょう。

下降トレンドの中での押し目買い

続いても中期移動平均線を利用した、売りタイミングの見極め方法である「戻り売り」の方法についてご紹介しましょう。これは、移動平均線が下降している時にローソク足が中期移動平均線を一度上回り、再び下向いたタイミングを狙いに行く方法です。まずは重要なポイント3つを以下にご紹介しましょう。

(1)ローソク足と中期移動平均線を使用する
(2)下降中の中期移動平均線を、一度ローソク足が上回る
(3)その後再び中期移動平均線を下向くタイミングとポイントを狙う

上記は典型的な「戻り売り」のパターンとして、しばしば発生する現象です。相場がこのような時は、下降トレンドの勢いが強い状態のままで維持されていると判断し、売りポジションを保有する絶好のチャンスなのです。但し、先にご紹介した通り、このパターンはしばしば発生するのです、ポジションを持つ際には、ローソク足そのものの下降はやや限定的となるケースがあります。そのため、仮に売りポジションを保有出来たとしても、指値による決済注文を同時出して置いた方がベターです。

と言いますのも、下降トレンドがしばらく続いた後では、ローソク足が中期移動平均線を下回り、そのまま上昇する場合がありますので、リスクが内在している事を知っておきましょう。

そのため、このパターンが発生したからといってすぐにポジションを持つ前に、このパターンから見える下降幅(ボックス幅の下限値)を計算してから、いくらで決済注文するのが安全かを考えてから、売りポジションを入れるようにしましょう。

上昇途中での短期的な逆張り狙い

先程までは、下昇トレンドと中期移動平均線を利用した売りタイミングについてご紹介しましたが、これからご紹介する内容は、やや難しめ&多少の勇気が要る見極め方法です。ここでご紹介する方法は、下降トレンドの反対である「上昇しつつある中期移動平均線」を上抜き、大きくかけ離れた場合に、売りのポジションを入れるというものです。早速具体的なポイント3つをご紹介しましょう。

(1)ローソク足と中期移動平均線を利用する
(2)上昇相場で短期移動平均線とローソク足が、中期移動平均線から大きく乖離する
(3)逆張りで買うため、決済を早めに行う

この仕組みは、相場に参加する投資家心理を上手く利用した方法の上で成り立っています。どういう事かと言いますと、大きく乖離した為替相場を元の基準値に戻そうとする心理が働き、一時的に反転売りが入り、それでま上昇していたローソク足が下降トレンドに反転するのです。ここが売りのタイミングという事になります。

但し、相場のトレンドとは反対のポジションを持つ事になりますので、そのまま反転せずに上昇し続けるというリスクも内在しています(勇気が必要とのは、ここで試される訳ですね)。

尚、実際にポジションを持つ際には、必ずMACDやエンベロープ、場合によってはストキャスティクスを併用し、実際の乖離率に加えて他指標が売りのタイミングを示しているかどうか確認してから、売りのタイミングかどうか判断するようにしましょう。