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移動平均線を活用した買いタイミングの見極め


グランビルの法則を最大限に活用

最も代表的な分析手法として「移動平均線」があるわけですが、その移動平均線とローソク足、及び為替トレンドから、売買タイミングを計る方法について見ていきましょう。

まず、是非知っておきたい法則の一つ目は「グランビル法則」というものがあります。これは、移動平均線に対し、為替トレンドの位置とクロスするポイントから導き出されます。それ具体的な売買タイミングを以下に纏めてみましたので、是非売買ポイントの見極めに活用してみて下さい。

(A)買いのタイミング
(1)移動平均線が下降を続けた時、横ばい又は上向きかけている状態で、ローソク足が移動  平均線を上回ったポイント
(2)移動兵金銭が上昇している時、ローソク足が移動平均線を下回り、再度上方に抜けたポ  イント
(3)ローソク足が上向きの移動平均線の上に位置し、移動平均線に向け下降したが、移動平  均線を割り込むことなく、再度上昇トレンドに転じたポイント
(4) ローソク足が下降しつつある移動平均線から、大きく離れて下降したポイント

(B)売りのタイミング
(1)移動平均線が上昇し続けた後、横ばい又は下向きかけている状態で、ローソク足が移動  平均線を下回ったポイント
(2)移動兵金銭が下降している時、ローソク足が移動平均線を上回り、再度下方に抜けたポ  イント
(3)ローソク足がした向きの移動平均線の下に位置し、移動平均線に向け上昇したが、移動  平均線を上抜けすることなく、再度下昇トレンドに転じたポイント
(4)ローソク足が上昇しつつある移動平均線から、大きく離れて上昇したポイント

上昇トレンドと中期平均線を味方に付ける!

FX初心者から中級者ともなりますと、自分の投資スタンスやディシプリン(自己指針)が確立されてくる頃かと思います。またそれに伴い、売買スタンスと短期取引か中長期取引か、という点も自分のライフスタイルに見合った内容へと変化する頃かと思います。そこで、移動平均線を用いた、短期売買・中長期売買の見極め方法について、少し深堀してお話したいと思います。まずは、お手軽な上昇トレンドにおける順張り狙いでの買いタイミングの見極めです。ここでのポイントは3点です。

(1)ローソク足と中期移動平均線を利用する
(2)為替トレンドが下降から上昇トレンドへと変わった瞬間を狙う
(3)中期移動平均線をローソク足が上抜いたかどうか見極める

これの方法は移動平均線が下降を続けた後に横ばい、若しくは上向きかけていることをまず確認し、その上でローソク足が中期移動平均線を上抜いたタイミングを狙って買いポジションを入れる方法です。その時の売買対象通貨や個人の投資方針に依存しますが、ここで使用する中期移動平均線は20~25日がベストと言えますので、過去のトレンドを見て順張り狙いのポイントが最も如実に現れる日数を設定すると良いでしょう。

相場がこのような動きをする時というのは、下降の勢いが無くなり、上昇の勢いが強まっている場合が往々にしてありますので、中長期的な買いポジションを持つ上では、非常に強力な買いのタイミングと見て良いでしょう。

尚、見極める上で、注意しておきたい事は、短期・中長期移動平均線の位置関係です。各移動平均線が横ばいの状態で収束してきた状態は、相場そのものが上下どちらに動き始めるか分かりませんので、その時は前述のパターンに捉われる事なく、冷静に相場を見守りましょう。

上昇トレンドの中での押し目買い

続いても中期移動平均線を利用した、買いタイミングの見極め方法である「押し目買い」の方法についてご紹介しましょう。これは、移動平均線が上昇している時にローソク足が中期移動平均線を一度下回り、再び上向いたタイミングを狙いに行く方法です。まずは重要なポイント3つを以下にご紹介しましょう。

(1)ローソク足と中期移動平均線を使用する
(2)上昇中の中期移動平均線を、一度ローソク足が下回る
(3)その後再び中期移動平均線を上向くタイミングとポイントを狙う

上記は典型的な「押し目買い」のパターンとして、しばしば発生する現象です。相場がこのような時は、上昇トレンドの勢いが強い状態のままで維持されていると判断し、買いポジションを保有する絶好のチャンスなのです。但し、先にご紹介した通り、このパターンはしばしば発生するのです、ポジションを持つ際には、ローソク足そのものの上昇はやや限定的となるケースがあります。

そのため、仮に買いポジションを保有出来たとしても、指値による決済注文を同時出して置いた方がベターです。と言いますのも、上昇トレンドがしばらく続いた後では、ローソク足が中期移動平均線を下回り、そのまま下降する場合がありますので、リスクが内在している事を知っておきましょう。

そのため、このパターンが発生したからといってすぐにポジションを持つ前に、このパターンから見える上昇幅(ボックス幅の上限値)を計算してから、いくらで決済注文するのが安全かを考えてから、買いポジションを入れるようにしましょう。

下降途中での短期的な逆張り狙い

先程までは、上昇トレンドと中期移動平均線を利用した買いタイミングについてご紹介しましたが、これからご紹介する内容は、やや難しめ&多少の勇気が要る見極め方法です。ここでご紹介する方法は、上昇トレンドの反対である「下降しつつある中期移動平均線」を下抜き、大きくかけ離れた場合に、買いのポジションを入れるというものです。早速具体的なポイント3つをご紹介しましょう。

(1)ローソク足と中期移動平均線を利用する
(2)下降相場で短期移動平均線とローソク足が、中期移動平均線から大きく乖離する
(3)逆張りで買うため、決済を早めに行う

この仕組みは、相場に参加する投資家心理を上手く利用した方法の上で成り立っています。どういう事かと言いますと、大きく乖離した為替相場を元の基準値に戻そうとする心理が働き、一時的に反発買いが入り、それでま下降していたローソク足が上昇トレンドに反転するのです。ここが買いのタイミングという事になります。

但し、相場のトレンドとは反対のポジションを持つ事になりますので、そのまま反転せずに下降し続けるというリスクも内在しています(勇気が必要とのは、ここで試される訳ですね)。

尚、実際にポジションを持つ際には、必ずMACDやエンベロープ、場合によってはストキャスティクスを併用し、実際の乖離率に加えて他指標が買いのタイミングを示しているかどうか確認してから、買いのタイミングかどうか判断するようにしましょう。