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フィボナッチ数列の活用

フィボナッチ数列の活用

続いて、こちらも波動論と直接関係はしないものの、ある一定のトレンドから転換点を迎えた時、どの程度の割合で、為替レートが戻るかを、その目安を付ける面白い考え方についてご紹介しましょう。それが「フィボナッチ・リトレースメント」と呼ばれる考え方です。

フィボナッチ・リトレースメントとは、目標価格を推測する方法の一つで、安値と高値から戻りを計算します。 元々「フィボナッチ」とは13世紀ころのイタリアの数学者フィボナッチの名前であり、木の枝に葉が生えていく過程や、カタツムリの殻の渦の広がり方など、多くの生物の生長パターンが1.618の比率で成長することを発見しました(別称で黄金比率と言えば、聞いたことがあるかもしれません)。この考え方を株式や為替相場に適用した物が「フィボナッチ・リトレースメント」なのです。

その計算方法ですが、実は非常に簡単です。高値から安値を引き、その変動幅の約38%、50%、62%が押し目買いのポイントとして予測します。 例えば、トレンドの勢いが強い場合は38%、勢いが弱い場合には62%と言った具体に判断します。非常に強いトレンドから転換した場合、それまでのの高値と安値を調べます。電卓を片手にこの3つのポイントを計算します。

尚、そして最も注意しなくてなならないことは、そのポイントの裏側にはストップロスのオーダーが控えているという点です。つまり、同じような類で投資家が押し目買いを狙い、予めオーダーを出しているため、目には見えない抵抗線にもなるというわけです。