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外国為替取引について知ろう

FXを学ぶ前に外国為替取引について理解しましょう。基本的な用語から、円高・円安の説明、為替を動かす要因などの説明もありますので、FXを知る前に覚えておくと、FXの理解が早まります。


為替とは

為替

「為替」という言葉を簡単に説明すると、 「通貨の価値」 ということになります。日本円はアメリカドルに対して毎日動きますよね?つまり「本日の為替は100円でした」 というのは、「本日の日本円の価値は100円でした」 と言いうことです。為替が変動することを「為替変動」と言いいます。

たとえば、「1ドル=100円」の時に100ドル買い、これを「1ドル=105円」の時に全て売るとしましょう。
・購入時:「100x100(円)=1万円」
・売却時:「100x105(円)=1万500円」 利益500円

売った時に受け取れる金額は「1万500円」ということになり、差額の500円の利益を上げることが出来たのです。

このように、「為替」とはその通貨の価値のことであり、変動する価値を見極めて、利益を上げることが出来るというのが「為替を利用した投資」です。

外国為替取引とは

外国為替

「外国の為替」とは「外貨の価値」のことです。世界にはたくさんの「通貨」があります。日本円だけではなく、米ドルやユーロ、ポンドも有名ですし、最近人気を集めている南アフリカランドもあります。「外国為替取引」とは、世界に存在する様々な通貨で取引をすることをいいます

外国為替取引には大きく分けて2つの方法があり、

1.外貨預金
2.外国為替証拠金取引(FX)    の2つです。

「外貨預金」とは、その国で使用されている通貨で預金をすることで、その通貨の金利を受け取ることが出来ます。金利を高く設定している国に貯金をすることで、日本で貯金するより大きな利益をあげられます。しかし、外貨預金は、手数料が高かったり、細かいタイミングでの投資が難しいというデメリットもあります。

そこで注目されているのが、先ほども紹介した 「外国為替証拠金取引(FX)」 です。FXについては、FXについて知ろうで説明します。

主な通貨と名称

世界にはたくさんの種類の通貨があり、それぞれ特徴があるります。外貨投資をする上で 「外貨の種類」について知っておくことをオススメします。

・米ドル(USD)
世界3大通貨の一つであり、最も流通量が多い通貨です。
なんと世界で流通している通貨のうち、約6割が米ドル(USD)と言われています。

・ユーロ(EUR)
ユーロも世界3大通貨の一つであり、欧州連合の国々が使用しています。

・日本円(JPY)
米ドルやユーロほどでないにしろ、世界3大通貨の一つとして流通量の多い通貨です。

・南アフリカランド(ZAR)
高金利で有名な通貨。
政策金利が約10%で推移しており、日本との金利差で大きな利益(スワップ)を生むこともできます。

・トルコリラ(TRY)
この世界同時不況の中、政策金利が10%以上で推移しています。

・オーストラリアドル(AUD)
オーストラリアの通貨。米ドルの値動きと逆の動きをする傾向にある。
オージーとも呼ばれる。高金利の通貨としても有名。

・ニュージーランドドル(NZD)
ニュージーランドの通貨。ニュージーランド生息の鳥にちなみ、「キウィ(Kiwi)」とも呼ばれる。
高金利の通貨としても有名。オーストラリアドルと似た動きをする傾向にある。

・カナダドル(CAD)
カナダの通貨。安定した通貨として有名。値動きが小さく「通貨の優等生」と言われています。

・ポンド(GBP)
イギリスの通貨。他通貨と比べて短期的な値動きが大きい。

・ペソ(MXN)
メキシコの通貨。南アフリカランドの値動きと逆の動きをする傾向にある。

・フラン(CHF)
永世中立国のスイスの通貨。投資家の資金の安全な避難先通貨有名。

通貨の流通量について

様々な通貨があることは理解できたでしょうか?次は、通貨の流通量について理解しましょう。通貨の流通量というのは、「変動幅」に大きく影響してくるので、為替を知る上で重要な要素になります。

世界の流通量が多い通貨というのは、少々のお金の流れでも「変動しにくい」という特徴があります。米ドルやユーロ、日本円なんかがそうですね。一方、流通量が少ない通貨、たとえば「トルコリラ」などは、絶対量が少ないので、少しのお金の流れで大きく変動することがあります。

つまり、流通量の少ない通貨で取引すると激しい動きをするので、ハイリスクハイリターンになります。初心者の方は、取引に慣れるまで流通量の多い通貨で取引することをオススメします。

円高と円安とは

「円高」と「円安」、FX取引をする上で欠かせない要素ですね。「円高」とは、読んで字の如く、「円が高くなる」 ことです。しかし、「100円→101円」が円高ではありません。「見た目の数字が高くなる=円高」ではないんですね。間違って覚えている方は、ここでしっかり覚えましょう。

円安・円高

・円安とは
たとえば、1ドル100円が、1ドル101円になったとしましょう。ドルを持っている人からすれば、「1円」の得をしたということになりますよね?別の言い方をすれば、 「同じ1ドルでたくさんの日本円を受け取れる」 ということであり、ドルに対して、「日本円の価値が下がった」 と言えます。 「価値が下がった」ということは、「円が安くなった」ということです。つまり、見た目の数字が高くなれば、 「円安になった」 ということです。

・円高とは
たとえば、1ドル100円が、1ドル99円になったとしましょう。 ドルを持っている人からすれば、「1円」の損をしたということになりますよね?別の言い方をすれば、 「同じ1ドルで受け取れる日本円が減った」ということであり、ドルに対して、「日本円の価値があがった」 と言えます。 「価値が上がった」ということは、「円が高くなった」ということです。つまり、見た目の数字が低くなれば、「円高になった」ということです。

いかがですか?ちょっと複雑ですから最初は難しいかもしれませんが、見た目の数字が高くなれば「円安」であり、見た目の数字が低くなれば「円高」である。理論で仕組みを覚えるのも大切ですからすが、 このように覚えておくのが一番簡単かもしれません。

為替レートを動かす要因

為替レートをうごかす要因

FX取引を行う上で、どんな要素が為替変動に影響を与えるのか…これを知らないと効果的に利益が上げられません。為替の変動に影響するポイントをぜひここで勉強しておきましょう。

・国際収支について
「国際収支」とは、貿易による「黒字」と「赤字」の数値のことです。たとえば、貿易を行って100億円の「黒字」が出たとしましょう。これは、その国は貿易で100億円の「儲け」が出たということです。このように貿易黒字が出れば、その国の経済を潤すことになり、その国の通貨が「高くなる要因」にもなり得ます。

・雇用統計について
「雇用統計」ですが、これは日本でも毎月発表されています。雇用統計とは、「雇用の状況」のことであり、毎月発表される失業率もこれにあたります。失業率が上昇するということは、それだけ景気が後退しているという証拠でもあり、その国の通貨が下落する要因にもなり得えます。

・政情不安について
「政情不安」とは、政治の状況が不安定になっていることを言います。例えば戦争。戦争は物理的にドカドカと破壊行為を行うので、そんな中でまともな経済活動など出来ません。「戦争をしている国に経済成長などあり得ない」 ということが言えます。また、その国は戦争をしていなくても、周りに戦争をしている国があれば要注意です。これも不安材料として為替にマイナスに働くことがあります。

絶対に戦争をしないと決めている国、 「スイス」 などが、政情不安になった時に注目されます。永世中立国として絶対的な「中立」を宣言しているので、政情不安時にお金が流れる国と言われています。だからスイスフランには、「通貨の駆け込み寺」 なんてあだ名がついているんです。

以上の3つが、為替の変動に影響を与えるの大きな要因です。その他にも 「物価指数」や「政策金利」なんかも要因としてあげられますが、まずは3点をしっかり覚えましょう。