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FXについて知ろう

FXについて、詳しく解説している書籍などもあるのですが、どれも専門用語などがいっぱいで難しいものばかりです。そこで、FX初心者でもわかるように「噛み砕いて」解説していきたいと思います。


FXとは

証拠金イラスト

あなたのお金で直接外貨の売買をするのが「外貨預金」であるのに対し、FXは「間接売買」という形に近いものだと思ってください。例えば、あなたの手元には100万円あるとします。まず、この100万円をFX業者に預けておきます。そして、「1万ドルを買ってください!」 という感じで命令を出します。この「1万ドル」、果たして誰のものなのでしょうか? あなたのものではありませんよね?あなたは命令を出しただけで、実際に取引をしたのはFX業者ですから、この1万ドルの所有者は「FX業者」ということになります。

その結果、利益が出れば、その利益分をあなたは受け取ることが出来ますし、 逆に損失が出れば、預けてあったお金から引かれることになります。 これがFXです。

FXを始めるために必要なもの

FXを始める上で必要なものは、以下の3点だけです。

1.パソコン(インターネット接続済み)について
最近のFX取引は、ほとんどパソコンで行われるため、まずはインターネット環境の整ったパソコン必要です。どうしてもパソコンが用意できない方は、携帯電話でもOKなFX業者もあります。

2.FXの口座
次に必要なのは「FX口座」です。これがなければ何も始まりません。最近のFX業者では、口座開設が無料の場合が多く、最短で1~2日で開設できるところもあります。
口座開設に必要な書類ですが、まずは「身分証明書」が必要です。顔写真の入っているものにしておきましょう。運転免許証があれば、それで十分ですよ。また、取引内容によって異なるのですが、場合によっては印鑑が必要になるケースがあります。実印である必要はなく、銀行印でもOKなのですが、 念のために用意しておいた方が良いかもしれません。

3.資金
当然ですが、 「資金」を用意しておく必要がありますね。たいていは10万円前後で取引を始める人が多いのですが、FX業者の中には1万円からでもスタートできるところがあるので、あまり多くの資金を集める必要はないと思ってください。

さて、「ネット・資金・口座」が揃ったら、さっそく取引が出来ます。FX取引は資産運用を目的としていますので、パソコンに不慣れな中高年の方でも出来るように、初期設定等を簡単にしてあるんですよ。他に必要なものといえば・・・「経済ニュースをまとめたノート」や、「収支表を記入しているノート」などがあります。しかしこれらは取引を開始してから必要になるものなので、必要に応じて必要なものをそろえていけば良いでしょう。

FXを行う為に最低限必要な用語

FXを行う上で最低限必要な用語があります。これらを覚えることでスムーズにFXを理解することができますよ。

・証拠金

証拠金

FXとは」のところで、『~逆に損失が出れば、預けてあったお金から引かれることになります。』と言う説明をしました。この「預けてあったお金」が「証拠金」です。証拠金とは、「私はこれだけお金を持ってますよ~」 という、担保としての「証拠」を預けるということを言います。ですから、FXを正式名称が、 「外国為替証拠金取引」 というのです。

・レバレッジ

レバレッジ

レバレッジとは、株の「信用取引」のようなもので、証拠金の何倍もの規模の取引が可能になる制度です。普通、10万円の証拠金なら10万円分の取引しかできませんよね?しかし、レバレッジを活用すると10万円の証拠金で100万円分の取引だって可能になります。(この場合はレバレッジ10倍)。このレバレッジを活用することで、変動幅の小さい為替でも大きな利益を期待することが出来ます。

・通貨ペア

通貨ペア

FXは、「一方の通貨を売って、もう一方の通貨を買う」取引です。このような通貨の売り・買いのペアを「通貨ペア」と言います。ちなみに「米ドル/円」を買うということは、円を売って、米ドルを買うということです。通貨ペアは、FX業者によって種類が違いますので、FX業者を選ぶときには、自分が取り扱いたい通貨ペアがあるかをチェックしましょう。

・ポジション
ポジションとは、新規約定した後、保有している注文の事をいいます。たとえば、米ドルを1万通貨持っていれば、「米ドルを1万ポジション持っている」ということができます。

・政策金利
中央銀行が一般の銀行にお金を貸し出すときの金利のことを言います。日本では、「無担保コール翌日物」とも言われます。詳しく説明すると長くなってしまうので、説明は省きますが、景気をコントロールするために政府が調整する金利だと思ってください。この政策金利がスワップ金利に関わってきます。

・pips(ピップス)
pipsとは、取引レ-トの最小単位のことを言います。
ドル/円でいえば1銭のことを1Pipsと言います。

・ロット
ロットとは、通貨を売買する際の最小取引単位のことを言います。基本的に1ロット=1万通貨。10ロットなら10万通貨を表します。

・スリッページとは
スリッページとは注文を出した際に約定レートがずれる現象を言います。為替市場では、注文を出す瞬間にレートが変る事があります。このずれがスリッページです。業者によってスリッページの許容範囲を設定できる、できないがあるので注意しましょう。

・スワップ金利

スワップ金利

「スワップポイント」とは、「2国間の政策金利差」というものであり、通貨ペアにしている2つの通貨の「金利差」で利益を上げる方法です。たとえば、「日本円」と「ユーロ」の通貨ペアを保有しているとします。 日本円の政策金利は約0.1%であり、ユーロは約2%で推移しています。したがって、この場合の2国間の金利差は「約1.9%」ということになります。この1.9%を取引している金額にかけて、その分を「利息」として受け取ることが出来ます。

・スプレッド

スプレッド

テレビの経済ニュースなどで、「本日の円相場は1ドル100円20銭~25銭の間で取引されました」このようなアナウンスを聞いたことはありませんか?「20銭~25銭?この5銭の“差”は何?」と、疑問に思われた方も多いことでしょう。この「差」こそ「スプレッド」であり、業者に支払う「手数料の一つ」です。たとえば、上記の為替で説明すると、業者は1ドルを「100円20銭」で買うことになります。「100円20銭」で買った1ドルを、今度は「100円25銭」で売るのです。つまり、業者からすれば1ドルの取引ごとに5銭の利益が出るんですね。これが業者の売り上げになっているのです。

また、FX業者を色々見ていると、スプレッドには、「固定」と「○銭から」という2パターンあることに気付きます。この点で注意したいのは、「スプレッド0銭から」となっている場合です。たいていの場合、「0銭から」となっていても変動するため3銭かかるといったことがあります。

FXで利益を出す方法

今度は「利益の出し方」について考えてみましょう。
FX取引で利益を上げる方法には、下記の2つしかありません。

1.変動差益による利益
2.スワップ金利による利益

・変動差益による利益
「変動差益による利益」とは、常に変動する為替の値動きを利用して利益を上げる方法です。たとえば、1ドル100円で買ったものが110円になったときに売れば、10円の利益を出すことができます。逆に1ドル100円で買ったものが90円になったときに売ってしまうと、10円の損失を出してしまいます。

・スワップ金利による利益
FXを行う為に最低限必要な用語でも説明したスワップ金利。通貨ペアにしている2つの通貨の「政策金利差」で利益を上げる方法です。FX初心者であれば、変動差益よりも金利差で利益を出した方が、より分かりやすいのでオススメです。したがって、2国間の金利差が大きければ大きいほど、あなたが受け取れる利息も大きくなることを知っておきましょう!

FXの取引コスト(売買手数料)について

FXで利益を出す方法は、理解できましたでしょうか?利益を出す方法の次は、気になるFXの「手数料」です。投資は最終的に利益を出すことが目的なので、手数料で利益分が少なくなっては何の意味もありません。ここでは、どのような手数料がかかるか説明します。

・ポジションを取ったとき
通貨を新規約定したときに支払う手数料。

・ポジションを決済したとき
保有しているポジションを決済したときに支払う手数料。

・FX口座に入出金するとき
銀行口座などからFXの口座に入金・出金するときに支払う手数料。

・口座を維持していくとき
口座開設後、数ヶ月間ポジションを保有しないときなどに支払う手数料。

・スプレッド
FXを行う為に最低限必要な用語でも説明したスプレッド。このスプレッドこそがFXをやる上で、一番高い手数料と思っていただいても間違いではありません。


「ポジションを取ったとき」「ポジションを決済したとき」「FX口座に入出金するとき」「口座を維持していくとき」の4つは無料にしている業者が多いです。そのような業者は、「取引手数料が無料」と宣伝していますが、何もかもを無料で出来ると言うわけではありません。そこで一番注意して見るべき手数料、それが「スプレッド」です。

FXの人気の秘密

たくさんある投資の中で、なぜFXが人気なのか?その秘密をわかりやすくまとめてみました。

・手数料が安い!
外貨送金に比べて手数料が断然安い!外貨預金は、売り・買いそれぞれ2円くらいかかるところ、FXの場合は2銭程度。一昔前は、FXの手数料も高かったのですが、今はどこも安くなっています。これが一番の人気の秘密でしょう。

・円高でも円安でも利益が得られる仕組み。売り?買い?どちらでもOK!
FXで利益を得る方法で「変動差益」があることを説明しました。実はこの変動差益、円高になっても円安になっても利益を得られるチャンスがあるのです。たとえば、現在1ドル100円だとして、これから110円になるとします。このとき1ドル100円で購入して110円になったときに売れば1ドル当たり10円の利益です。

では逆の場合、現在1ドル100円で、これから90円になるとします。普通なら1ドル100円で買って、1ドル90円で売るとしたら1ドル当たり10円の損失を出してしまいます。しかしFXは、先に売ることができるのです。つまり、1ドル100円のときに売って、1ドル90円になったら買い戻すことができるのです。もちろんこの場合、1ドル当たり利益が10円出ます。これにより円高でも円安でも利益が得られるのです。

・低資金でも高利益。レバレッジをうまく利用する!
「FXを行う為に最低限必要な用語」のところで、『レバレッジとは、証拠金の何倍もの規模の取引が可能になる制度』という説明をしました。これを利用することで低資金でも高利益を得ることができます。たとえば、レバレッジ100倍で10,000円の取引すると
100(レバレッジ)x10,000(円)=1,000,000円の取引が可能になります。

・1ドル100円で購入したドル
1,000,000(円)÷100(円)=10,000(ドル)

・1ドル105円になって決済した場合
10,000(ドル)x105(円)=1,050,000円

1,000,000円が1,050,000円になったので50,000円の利益になります。
10,000円の投資で50,000円の利益を得たことになります。

・スワップ金利で毎日お小遣いが貰える!
「FXを行う為に最低限必要な用語」のところで、『「スワップポイント」とは、「2国間の政策金利差」というものであり、通貨ペアにしている2つの通貨の「金利差」で利益を上げる方法です。』と説明しました。このスワップ金利は、日割りで計算されますので、毎日お小遣いがもらえることになります。また、レバレッジを利用することで、毎日貰える金額も2倍、10倍、100倍・・・とすることもできます。

・24時間取引ができる
株の取引ができる時間帯は「午前9:00~11:00、午後12:30~15:00」です。これでは、仕事をしているサラリーマンやOLは取引をすることができません。それに比べFXは24時間取引ができるのです。24時間取引ができるために「寝不足になる・・・」などの声もありますが、自分の好きな時間に取引ができるのも人気の秘密です。